断熱ガラス

窓の断熱

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

窓の断熱の重要性

今は省エネエアコンなど家電の性能もどんどんよくなってきていますが、それでも夏は暑く、冬は冷え込む悩みをお持ちではないでしょうか。

性能のいいエアコンは、お部屋に必要なだけのエネルギーを少ない電力で送り出してくれます。ですが、それをどんどん窓が逃がし、窓から外気を取り入れていたら、いたちごっこになってしまいます。

日本は耐寒後進国?

こんな記事があります。
「日本の住宅、なぜ寒い 窓など断熱性能低く」
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO81592170W5A100C1TJP001

日本という国は、海外の方からすると「寒い」国だという。その理由は、実際の気温よりも「家の中の寒さ」のようだ。
日本では、寒さは当たり前で我慢するべきものだと考えられているため、寒さに対する意識が低めである。
地域により、家の断熱性能は省エネルギー法によって基準が存在しているが、あくまで基準であって厳守されているわけではない…ということらしい。

こんな話を小さい頃に聞いたのを思い出しました。
「北海道に住んでた人が、熊本に行ったら寒いという。北海道は寒いけど、窓は二重だし暖炉もあるし、床暖房もつけてるから家は温かい。」
極端な話だと思っていました。が、今になって考えると、これが縮図なのかもしれないですね。

実際に体験したこと

私自身が窓の断熱が部屋の温度に大きく関わっていると体験した出来事は、以前賃貸に住んでいた時です。
冬場エアコンが壊れて大家さんが付け替えてくださったことがあります。新しい型のものになったエアコンに、これから快適な生活が送れると喜びました。
結果から言って、あまり快適にはなりませんでした。エアコン自体は頑張って部屋を暖めてくれるのですが、それを遮るように窓から冷気が入ってくるので、エアコンを付け替える前と同じように暖房を付け続けることになってしまったのです。
多少解決してくれたのは、断熱シートでした。プチプチの緩衝材のような、窓に貼るシートで、窓と室内に空気の層を作り断熱するというものです。
シートは表面が結露しますし、スキマ風はなくなりませんでした。
でも、少しだけ室内の保温効果が増し、窓に近づいた時のヒンヤリした感覚はなくなりました。

断熱によってエアコンの稼働をゆるやかに

注目してほしいポイントは、窓際の断熱性です。

室内の温度を保てればエアコンがずっと稼働し続けることはありません。
今のエアコンは賢いもので、設定温度に達したらゆるやかに稼働するようになりますし、設定温度に達していなかったら全力で動いてくれるものでもあります。
つまり、快適なエアコンの設定温度で部屋が保温されれば、余計な電気使用も抑えられるということです。

断熱の効果が期待できるもの

【断熱ガラス】
窓の断熱に一番特化しているのは、断熱ガラスです。複層ガラス、省エネガラスという呼び方もされていて、色々なメーカーから環境に合わせた種類のものが販売されています。
断熱ガラスは、

  • 窓を二重にして、ガラスで挟んだ空気の層を作ることで中と外との温度差を減らし結露を防ぐ
  • フレームや障子部分からの空気の吹き込みを防ぐ
  • 遮熱や紫外線を防ぐ効果がある
  • 防犯にや防火に優れた性能のガラスを組み込むことができる
  • 防音効果にも期待できる

というメリットを持っています。

【断熱シート】

断熱シートは、窓の表面の熱気や冷気の対策に関しては、値段に対して優れていると言えます。
サッシのスキマから外気が吹き込んでくることの対策や、結露・カビの対策こそできませんが、緊急の対策グッズとしてはなかなか効果的です。
シートは消耗品ですので、経年で剥がれてきてしまうこともありますが、逆に言えば賃貸住宅でも剥がせるから安心して使用できます。

【遮光カーテン】
遮光カーテンは夏場の日差しを遮ってくれたり、中には閉めてしまうと昼でもほとんど真っ暗になるものもあります。
生活の知恵的な意味で多少の断熱効果があり、中には断熱効果が表記されているカーテンもあります。
「窓とカーテンとの間に外気を一度止めてくれる」クッションのような効果が期待されています。
とは言っても、あくまで「遮光してくれるついでに、少し外気を防ぐ」という解釈で大丈夫だと思います。

まとめ

エアコンをつけても効きが悪いことは、仕方のないことだと考え、不満に思っても電気代を気にして我慢したり、我慢しなかった時には請求書を見て絶句したり、それが普通になってしまっているのかもしれません。

もしエアコンの効きが悪い時、新しい機種で、フィルター掃除も怠っていないのであれば、窓の近くに寄って自分の家の通気・断熱性を確認してみるとよいかもしれません。
窓ガラスからの外気温を見逃していたならば、これに気付いた時には更に快適に暮らせるよう対策をすることができるようになるはずです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*